17系統 鶴見営業所
鶴見駅→明神前→大黒大橋→大黒ふ頭→L8バース→T6バース→流通センター
→大黒海づり公園→T6バース→大黒ふ頭→大黒大橋→明神前→鶴見駅
→平 日中7 土 日中7 休0
鶴見駅→明神前→(急行)→大黒ふ頭→L8バース→T6バース→流通センター
→大黒海づり公園→T6バース→大黒ふ頭→(急行)→明神前→鶴見駅
→平 0 土10 休0
鶴見駅→明神前→(急行)→大黒ふ頭→L8バース→大黒ふ頭→(急行)→明神前→鶴見駅
→平22 土0 休0
鶴見駅→明神前→大黒大橋→大黒ふ頭→T6バース→流通センター→大黒海づり公園
→T6バース→大黒ふ頭→大黒大橋→明神前→鶴見駅
→平0 土0 休14
鶴見駅→明神前→(急行)→大黒ふ頭→T6バース→流通センター→大黒海づり公園
→T6バース→大黒ふ頭→(急行)→明神前→鶴見駅
→平7 土0 休0
鶴見駅→明神前→(急行)→大黒ふ頭→T6バース→流通センター→T6バース
→大黒ふ頭→(急行)→明神前→鶴見駅
→平 夜1 土0 休0
この系統は変遷が複雑です。憶えている範囲でのいちばん古い運転形態は、鶴見駅~大黒ふ頭~生麦、鶴見駅~大黒町岸壁(現:横浜さとうのふるさと)~生麦です。その後、大黒ふ頭線がL8バースまで延伸されました。「ふ頭循環」と名乗っていましたが、当時はまだL8バース~T3バース入口へのルートがなく、L8バースで折り返していました。
その後さらにはベイブリッジ開通により、スカイウォーク線が開通し、その後新たに、海づり公園線が開通しました。海づり公園線が開通する前は、109系統でC4バースまで走るといった路線もありました。(現在の流通センター線の前身にあたります。)
また、大黒町岸壁は、砂糖工場前、横浜さとうのふるさとと、名前を変えています。
1996年あたりでしょうか。大黒海づり公園線が新設された当時の運転形態は以下のとおりです。
鶴見駅~明神前~大黒大橋~スカイウォーク
鶴見駅~明神前~大黒大橋~砂糖工場前
生麦~明神前~大黒大橋~スカイウォーク
生麦~明神前~大黒大橋~砂糖工場前
鶴見駅→明神前→大黒大橋→L8バース→大黒大橋→明神前→生麦(平土のみ)
生麦→明神前→大黒大橋→L8バース→大黒大橋→明神前→鶴見駅(平土のみ)
鶴見駅~明神前~大黒大橋~T6バース~大黒海づり公園~T6バース~スカイウォーク
(平土のみ)
鶴見駅~明神前~大黒大橋~大黒海づり公園~スカイウォーク(休日のみ)
鶴見駅~明神前~大黒大橋~T6バース~大黒海づり公園(平土のみ)
鶴見駅~明神前~大黒大橋~大黒海づり公園(休日のみ)
この当時は、横浜さとうのふるさとの名称は「砂糖工場前」でした。また、流通センター経由線は109系統のみの運行で、休日ダイヤについては、大黒税関前、T4バース、T6バース、流通センター、C4バース、C3バースは通過となっていました。(海づり公園入口バス停はこの当時設置されていません。)
のちに流通センター経由線も新設され、海づり公園入口バス停も設置されました。
2007,4月の大規模な再編の前までの運転形態は以下のとおりです。
鶴見駅~明神前~大黒大橋~スカイウォーク
鶴見駅~明神前~大黒大橋~横浜さとうのふるさと
生麦~明神前~大黒大橋~スカイウォーク
生麦~明神前~大黒大橋~横浜さとうのふるさと
鶴見駅→明神前→大黒大橋→L8バース→大黒大橋→明神前→生麦(平土のみ)
生麦→明神前→大黒大橋→L8バース→大黒大橋→明神前→鶴見駅(平土のみ)
鶴見駅~明神前~大黒大橋~T6バース~大黒海づり公園~T6バース~スカイウォーク
鶴見駅~明神前~大黒大橋~T6バース~大黒海づり公園
鶴見駅→明神前→大黒大橋→T6バース→流通センター→大黒海づり公園(平日朝のみ)
鶴見駅→明神前→大黒大橋→T6バース→流通センター(平日夜のみ)
流通センター→大黒海づり公園→T6バース→大黒大橋→明神前→鶴見駅(平日夜のみ)
大黒海づり公園→T6バース→大黒大橋→明神前→生麦(平日朝のみ)
そのうちの横浜さとうのふるさと発着便については181系統に再編されました。この再編により、17系統は生麦から姿を消すことになりました。
運転本数は、以前は、鶴見駅発着・生麦発着が合流する明神前~大黒大橋間はかなり多いものでした。今ではかなり減らされてしまったような感じがします。2007,4月の再編までは、鶴見駅~スカイウォーク線、鶴見駅~さとうのふるさと線がメインだったのではないでしょうか。
今や路線も整理されてしまって本数も減便され、すっかり寂しくなってしまったような気がします。しかし、再編後に一部便に急行運転が行われるようになり、新しい17系統がスタートしています。明神前~大黒ふ頭間は無停車です。他の変更点として、今までは、L8はL8、流通センターは流通センターといったように、各目的地ごとにそれぞれの便が運転されていましたが、今では、L8、流通センター、海づり公園、スカイウォークと、1つの便がひとまとめにしてまわる運転形態になった、というのが挙げられます。そのため、鶴見駅からスカイウォークまでや、L8バースから鶴見駅まではずいぶん時間がかかってしまうことになりました。それではあんまりということで、L8バース・スカイウォークだけを経由する便や流通センター・海づり公園だけを経由する便も設定されています。
2010,9月に観光名所「スカイウォーク」が閉鎖となりましたが、スカイウォークバス停は名称変更されず、現在に至っています。2013,3月末の改正で、17系統はスカイウォークから撤退となり、名称変更のない「スカイウォーク」バス停は今現在では109系統のみが使用しています。
運行経路は、鶴見駅から明神前まではおもに国道15号線を走ります。このあたりは地元のお客もよく利用します。明神前は京急線の生麦駅の近くですが、ここからは性格が変わり、工場地帯への通勤路線に変わります。幅の広い道路を、首都高速に沿ってひた走ります。途中に新興駅前というバス停がありますが、貨物駅のことでしかも今は廃止となっています。(新興駅前バス停の鶴見駅方面行きバス停は、左折レーン新設の関係で、2010,8月末限りで廃止となっています。)ここで19系統は宝町方面へ右折します。大黒大橋のバス停は橋の手前にあり、ここで181系統が分かれていきます。
大黒大橋を渡るとベイブリッジはもう眼前、大黒ふ頭バス停に着きます。その先の交差点を右折するとスカイウォークですが、スカイウォーク経由時代、バスだとかなり遠回りになっていました。
L8バース経由は左折してL8バースをまわります。L8バースを経由しない便は直進して大黒税関前へ進みます。左折すれば、そこはもう「バース」の連続です。C1,C2、L2、・・・L8、T1、T3バースをめぐり、その後は流通センター方面かもとの大黒ふ頭へ向かいます。なお、スカイウォーク入口~大黒税関正門前間のルートは、休日は道路が閉鎖されてしまい、もちろん運休になります。
流通センターへは、大黒ふ頭からそのまま真っ直ぐ進みます。大黒税関前、T4バース、T6バースと進み、この先の経路が再編前までは複雑でしたが、今では休日も流通センターを経由することになった関係で、一定のルートをとるようになりました。T6バースからT6バースに戻ってくるまでの停車順序は、
T6バース→海づり公園入口→流通センター→C4バース→C3バース→大黒海づり公園→海づり公園入口→T6バース
となります。なお、流通センター方面へ向かう途中、海づり公園入口のバス停が2連続して見えますが、後に現れるバス停(再編のときに新設)で乗降扱いをします。先に現れるバス停は、再編前はよく使われていましたが、今では、109系統の流通センターを経由しない海づり公園行きのみが使います。
流通センターを囲むように反時計回りでまわって、先ほどの海づり公園入口バス停を通過して、わき道にそれます。その先は海づり公園の駐車場です。料金ゲートを通り、大黒海づり公園のバスターミナルに入ります。その後は、海づり公園入口、T6バースと、来た道を戻ります。大黒ふ頭からは復路として鶴見駅へ向かいます。
2019,3月のダイヤ改正より、土曜日限定のL8バース・流通センター・大黒海づり公園経由の急行便が平日夜に運行されるようになり、平日は最終便が繰り下げとなります。
2024,10月のダイヤ改正で、平日夜運行のL8バース・流通センター・大黒海づり公園経由便が大黒海づり公園非経由に変更となります。