80系統 緑営業所
センター南駅~中の瀬~都筑ふれあいの丘~平台~東方原~星ヶ谷~佐江戸~地蔵尊前~中山町~中山駅北口
→平 朝~夕7 土 7 休 7
←平9 土 9 休 9
73系統のコーナーでも紹介したように、かつては中山駅北口~貝の坂~川和町~川和高校~都筑ふれあいの丘~星ヶ谷~佐江戸~中山町~中山駅間を走る循環線でした。
その後、1994,11月の都筑区発足時に、中山駅北口~貝の坂~川和町~川和高校~大丸~中の瀬~センター南駅線、中山駅北口~佐江戸~星ヶ谷~都筑ふれあいの丘~中の瀬~センター南駅線、に分断され、1997,8月に、佐江戸・星ヶ谷経由センター南駅発着線が80系統として独立しました。ちなみにその前の80系統は新横浜駅~港北小学校~浦島丘中学校下~横浜駅西口を走る路線でした。
73系統の頃か、80系統になってからかは憶えていませんが、従来の坂下経由が東方原(ひがしかたはら)経由に変わっています。また、弁天前~佐江戸間がいつしか往路、復路の経路が異なるようになっています。
また、2007,4月の大規模な再編のときに、港北ニュータウン営業所が廃止された関係で、この系統は緑営業所に移管されました。しかし、1年も経たないうちに、2008,2月、若葉台営業所に移管され、さらには2014,11月に、73系統とともに緑営業所に所管が戻されています。73系統と同様、中型車での運転がメインとなっています。(時折大型車の運行も見られます。)
1時間に1本(のち、1~2時間に1本)の割合での運行ですが、時間帯によっては車内が混雑しています。福祉センターのある「都筑ふれあいの丘」を通るからでしょうか?
センター南駅から御影橋までは124系統などと同じルートですが、御影橋の先で左折し、301系統のルートと合流します。都筑ふれあいの丘、都筑工場前、平台を過ぎると、交差点を右折します。この道路は新道です。以前はその先の向原あたりで右折し、坂下を通っていました。このあたりでは今までのニュータウン風景から一変して、自然の多いのどかな風景が見られます。東方原を過ぎると、中原街道が合流してきて、道幅が広くなった中原街道に入ります。星ヶ谷で308系統が合流し、その次の原庭まで共通区間になります。東方原からアップダウンをくり返し、道幅も細くなり、弁天前にさしかかります。中山駅北口行きは中原街道を外れて左へ、藪根の交差点で右折します。(センター南駅行きは佐江戸を出ると直進して、弁天前へ至ります。)佐江戸からは旧41系統と同じルートを通り、地蔵尊前からは28系統と同じルートを通り、JR横浜線の踏切を渡って中山駅北口に着きます。
なお、平日始発1本に限り、センター南駅発都橋経由中山駅北口行きというレアな運行がありました。多々の変遷の中でも廃止されずに残っていましたが、それでも存在する理由は免許維持路線だからでしょうか。(2023,1月のダイヤ改正で運行終了となります。)
北口バスターミナルがなかった頃は都橋経由しかなかったわけですが、北口バスターミナル、特に中山大橋が完成した後は、ほとんどの路線が中山大橋経由に移行されています。不確かですが、それでもいくつかは都橋を通っていたはずです。
2021,4月のダイヤ改正で、平日ダイヤが減便、土休日ダイヤは若干減便となり、1~2時間に1本程度の運行となっています。
2023,1月のダイヤ改正で改編が行われ、貝の坂経由から地蔵尊前経由に変わり、佐江戸~中山駅北口間は41系統(2024,4月のダイヤ改正より41系統は貝の坂経由に変更。)と同一ルートになります。
開戸~佐江戸間が改編される73系統と重複する関係からか、80系統の運行本数は減便となり、2時間に1本程度の運行となります。この改正で、平日朝1本運行されていたレア運用のセンター南駅発都橋経由中山駅北口行きは運行終了となり、都橋バス停自体も姿を消すことになります。
2024,10月のダイヤ改正でセンター南駅発中山駅北口行きの最終便が繰り上げとなります。