83系統 浅間町営業所

上菅田東部公園~神保境~東泉寺前~羽沢団地~三枚町~片倉町入口
~三ツ沢総合グランド入口~岡野町~横浜駅西口
→平37 土26 休25
←平36 土26 休25
(2023,10月のダイヤ改正で運行終了となります。)
旭硝子前~旭硝子入口~寺下橋~梅の木~上星川~和田町~峯小学校~洪福寺~浅間下←岡野町←/→楠町→横浜駅西口
(2022,10月のダイヤ改正で運行終了となります。)
かつては他にも、横浜駅西口~楠町~浅間町車庫~和田町~梅の木~寺下橋~旭硝子入口(現:神保境)~東泉寺~片倉町入口~三ツ沢総合グランド入口~岡野町~横浜駅西口という両まわり循環線と、出庫便として、浅間町車庫発和田町・旭硝子入口経由横浜駅西口行きもありましたが(どちらも旭硝子前<現:上菅田東部公園>には入りません。)、いつしか改編され、今現在の運行に至っています。その頃は運転本数もかなり少なかったような気がしますが、だんだんと本数が増えてきているような気がします。
メインの三ツ沢経由線は、日中1時間に1~2本の運転で、44系統には及びません。横浜駅西口から東泉寺までは44系統、相鉄バス浜1系統と同じルートを走ります。また、三枚町~旭硝子前間は129系統との共通区間でもあります。そのため、83系統独自の区間はありません。東泉寺の交差点を左折し、のどかな風景の中を走ります。羽沢幼稚園入口あたりからなだらかな坂を登り、旭硝子入口で左折、狭い道路をわずかに進み、旭硝子前に着きます。旭硝子前バス停は研究所の正門前にあります。以前バス停は道路を挟んだところにありましたが、研究所側に移設されています。移設前も実際ののりばは研究所側でしたが。
この路線は旭硝子研究所への通勤路線といった感じもしますが、もちろんのこと、羽沢地区の生活路線でもあります。羽沢幼稚園入口、旭硝子入口あたりでは住宅地が増えてきています。余談ですが、旭硝子前から南へ歩いていけば、相鉄バスの七里堰(しちりぜき)バス停、旭硝子入口から北へ歩いていけば、12,36系統の西菅田団地に出られます。どちらも歩いて10~15分くらいの距離です。
83系統にはもう1つ、レアな路線があります。循環線の名残りとして、和田町経由線が残っています。しかし、運転本数は平日1本だけです。横浜駅西口発8:00、旭硝子前発18:42です。時間帯からすると旭硝子研究所の通勤のための便のようです。この路線には謎があります。旭硝子入口バス停は3箇所あります。片側1車線道路に2箇所、旭硝子前方面への枝道に1箇所です。前2者は、1つが83系統(三ツ沢)横浜駅西口行き,129系統新横浜駅行き、もう1つが83,129系統旭硝子前行き、129系統鶴ケ峰駅行きののりばです。後者は83系統(和田町)横浜駅西口行きのもので、1日1本だけのためにあるバス停です。ところが、83系統の和田町方面から来た旭硝子前行きのバス停が見あたりません。通過扱いでしょうか? いや、横浜市営バスの公式ホームページで経路検索すると、そうではありません。ただ、バス停がないだけのことでしょう。その便に乗って、旭硝子入口で降車しようとすると何処で降ろされるのでしょう? 利用が見込まれなくてもポールは設置するはずなのですが、ここでは例外となっています。
こちらの経路は、横浜駅西口発は岡野町経由、横浜駅西口行きは楠町経由となっています。これも循環線の名残りなのでしょうか? 浅間下~梅の木~寺下橋間は、急行運転はしませんが、92系統と同じ経路です。寺下橋の先の三差路から坂を登ると旭硝子入口の交差点です。そこを右折すると旭硝子前に着きます。
2022,10月のダイヤ改正で、旭硝子研究所の移転の関係で、旭硝子前は上菅田東部公園、旭硝子入口は神保境に名称変更のほか、1日1本運行の和田町・梅の木経由便が運行終了となります。
2023,9月末をもって、市営バスでの運行は終了となり、相鉄バスに移譲される予定です。これにより、三枚町~峰沢団地~片倉町入口間は市営バスが運行されない区間となります。