この系統を大きく分けると、磯子方面～藤棚、滝頭～横浜駅と２分されます。前者は磯子駅（車庫前）を発着する、後者は横浜駅を発着する、という違いです。そのため、磯子方面～横浜駅を通しで走る運行はありません。

　所管営業所は滝頭所のみなのに、磯子車庫前を発着する便があります。何のために存在するのでしょうか？　また、「９　磯子車庫」とかかれた方向幕があまり見かけられませんが、実在するのでしょうか？（磯子車庫前行きでも「磯子駅」表示で運行されることがありました。）ようやく「9 岡村町 磯子駅 磯子車庫」と表記された方向幕が追加となりましたが、やはり見られる機会が少なかったような気がします。今現在は、LED表示で「磯子車庫」もしっかり表示されるようになっています。

　経路は磯子車庫前～滝頭間は113系統と同じで、国道16号線を通ります。滝頭からは狭い道路に入り、ここからが９系統の見せどころとなります。この先の経路については、「その２」につづきます。

　いろいろな運行形態がありますが、本数からすると、磯子駅～保土ヶ谷駅東口がメイン？になっているようです。通町１丁目始発の便は滝頭の車庫からの出庫便です。

　2009,6月中旬から、磯子駅発滝頭行きが設定されることになりましたが、側面方向幕の追加がなく、基本LED表示車路線となっています。

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​　2020,7月下旬のダイヤ改正で磯子方面発着便は大幅に減便となり、ついには磯子方面発着の藤棚発着便（磯子車庫前～藤棚線、磯子駅～藤棚線）が姿を消してしまいました。磯子車庫前行きについては通町１丁目始発便のみの運行となっています。

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​　2023,4月のダイヤ改正で若干運行本数が減便されています。