廃止・他事業者移譲系統 その1
1系統
中山駅~中山町~緑車庫~鴨居町~上菅田町~梅の木~上星川~和田町交差点~三ツ沢西町~三ツ沢上町駅~松本~横浜駅西口
(12~15本)
中山駅←中山町←緑車庫←鴨居町←上菅田町←梅の木←上星川←和田町交差点←三ツ沢西町
(平土休 始発1本)
緑車庫~鴨居町~上菅田町~梅の木~上星川~和田町交差点~三ツ沢西町~三ツ沢上町駅~松本~横浜駅西口
(平日3~4本 土休日日中1本)
中山駅~中山町~緑車庫~鴨居町~竹山団地
(日中5本)
移譲直前のデータです。
憶えている限りでは、概ね40分間隔で走っていたような気がします。さらには中山駅・緑車庫←鴨居町←梅の木←和田町←洪福寺←楠町←横浜駅西口便が、朝、夕~夜に9本走っていました。横浜新道あたりの渋滞を避けるためだったのでしょうか。ただし、反対方向の洪福寺経由横浜駅西口行きは存在しませんでした。
その後、洪福寺経由便も廃止となり、だんだんと運転本数も削減され、2007,10月に神奈川中央交通に移譲されました。移譲後も三ツ沢西町始発便が存在するなど、運転本数は維持されています。ただし、緑車庫発着便はありませんが。
竹山団地便はすでに神奈中バスと共通運転をしていました。市営バスの便がそのまま移譲されたということでしょうか。
所管営業所は緑営業所です。今現在は中山駅~緑車庫間の出入庫便が無番系統として、その後、系統番号「1」として、残っています。
経路は、中山駅~鴨居橋間は12系統、中村通~上菅田町間は124系統、上菅田町~梅の木~(和田町交差点)間は92系統、和田町交差点~横浜駅西口間は202系統と、それぞれ同じ区間を走っていました。このように、1系統の単独区間はありません。竹山団地便も、鴨居町で分岐してからは56系統と同じルートです。
3系統
市が尾駅~川和町~佐江戸~梅田橋~小机駅~岸根~六角橋~東神奈川駅西口~横浜駅西口
(15~16本)
市が尾駅~川和町~佐江戸~梅田橋~小机駅~岸根~六角橋~東神奈川駅西口
(平日朝1本)
市が尾駅~川和町~佐江戸~梅田橋~小机駅~又口橋~新横浜駅
(26~29本)
市が尾駅→川和町
(夜1~2本)
川和町←佐江戸←梅田橋←小机駅←又口橋←新横浜駅
(平日最終1本)
移譲直前のデータです。
憶えている限りでの古いデータからすると、川和高校~川和町~佐江戸~小机駅~六角橋~東神奈川駅西口~横浜駅西口線が存在していたようですが、横浜駅西口発川和高校行き、東神奈川駅西口始発川和高校行きの存在は朝方に確認できましたが、川和高校発の便の存在は不明です。またその頃の日中のダイヤは1時間に3~4本の設定で、市が尾駅~横浜駅西口、川和町~横浜駅西口が半々で運転されていました。
川和高校便の廃止と新横浜駅便の新設の前後関係は不明ですが、新横浜駅便は当初は川和町~新横浜駅間の運転で、朝、夕~夜のみの運転だったような気がします。
川和派出所が港北ニュータウン営業所に昇格?されてから、市が尾駅~川和町~瑞雲寺前~川和富士公園入口~港北ニュータウン車庫線が新設されていますが、運転本数は大変少ないものでした。一方、市が尾駅~川和町間を走る区間便もありました。おそらくこの頃はすでに市が尾駅~新横浜駅線のほうがメインとなっていたのではないでしょうか。横浜駅西口発着便はだんだんと減便されていきます。
いつしか、ニュータウン車庫発着便は廃止となり、さらに、2006,11月には共通運転の東急バスの横浜駅西口発着便が廃止となりました。それを受けて、市営バスの川和町発横浜駅西口行きや川和町発市が尾駅行きの区間便も廃止となっています。東神奈川駅西口便などかつては日中でもよく見かけられましたが、この頃になると、平日1便のみとなっていまっています。横浜駅西口発着便も1時間に1本の運転となってしまい、あげく2007,3月に廃止となってしまいました。新横浜駅発着便は東急バスに移譲されています。
東急バスに移譲された後は、市が尾駅~新横浜駅間は日中概ね20分間隔で運転されています。新横浜駅発最終便が、梅田橋の1つ手前の水神前止まりになっているのは何だか妙に感じましたが、後に貝の坂行きに変更されています。
経路は、市が尾駅~東福寺前間は306系統などと同じルートですが、東福寺前からは細い道に外れます。(と言ってもそのまま横浜上麻生道路を走るのですが。)東福寺前~川和町間にある、谷本小学校入口、下根、下市が尾バス停は今現在では市バスの通らないバス停となっています。
川和町、貝の坂、佐江戸、梅田橋を経て、ひたすら直進をつづけます。川向町は41系統の折返場とは少し離れた位置にあります。なお、梅田橋~泉谷寺前間にある、水神前、川向町、新川向橋、住吉神社前バス停は、今現在では市営バスの通らないバス停となっています。
鶴見川を渡って泉谷寺前に着けば、その後は39系統とまったく同じルートになります。鶴屋町3丁目を経由して横浜駅西口に着くのも39系統と同じです。
移譲により市営バスが撤退した区間は、東福寺前~谷本小学校入口~下根~下市が尾~川和町、梅田橋~水神前~川向町~新川向橋~住吉神社前~泉谷寺前です。
いつ頃のものかは不明ですが、東神奈川駅西口発川和高校行きの時刻データが見つかりましたので、付記しておきます。
平日 7:20 7:34 土曜日 7:33 7:42 (青字~東神奈川駅西口始発)
この当時は、朝・夕は1時間に5本、日中は1時間に3~4本の運転と、今現在の39系統よりも運転本数が多いものでした。ただし、市が尾駅まで通す便は1時間に2~3本となり、それ以外は川和町~横浜駅西口間の運転となっていました。
4系統
追浜天神橋~追浜駅~金沢八景~金沢文庫~東富岡~杉田~中原~磯子駅
(平日51~52本 土休日32~33本)
追浜天神橋←追浜駅←金沢八景←金沢文庫←東富岡←杉田
(平土休 始発1本)
金沢文庫~東富岡~杉田~中原~磯子駅
(平土休 最終1本)
東富岡→杉田→中原→磯子駅
(平日 朝2本)
移譲直前のデータです。
所管は磯子営業所で、京急バスとの共通運転をしており、一部横須賀市内を走る唯一の路線でした。憶えている限りでの古いデータからすると、日中は10分間隔で、市営バス、京急バスが交互に運転するといった形態でした。いつからか、運転本数が削減され、日中は15分間隔になっています。
運行区間の変化は特にありませんが、京急バスは追浜周辺の起終点が市営バスと異なっており、追浜日産自動車前まで走っていました。
2007,4月の大規模な再編時に京急バスに移譲されましたが、移譲後は、追浜サイドの起終点が、追浜車庫、夏島と変わっているようです。
経路は、磯子駅から紹介しますと、磯子駅~中原間は今現在の10,293系統と同じルートです。中原からはそのまま国道16号線を直進し、新杉田駅最寄りの聖天橋を通り、産業道路と合流する杉田を通ります。杉田はかつての110系統杉田平和町行きの分岐点でした。さらにはこの杉田バス停は、追浜方面行きは2回停車することになっていました。(2箇所バス停がありました。)
その先、道幅の狭くなった国道16号線をひたすら進みます。宮の前で94系統と合流し、金沢文庫の先で迂回路に入ります。ここは今現在でも94系統の富岡バスターミナル行きが通る区間で、寺前、町屋バス停があります。その先、金沢八景で国道に再び合流し、瀬ヶ崎の先で横須賀市に入ります。追浜駅で左折して、1つ目の追浜天神橋が起終点となっています。なお、行き先方向幕では「追浜」と表記されていました。
移譲により市営バスが撤退した区間は、追浜天神橋~追浜駅前~雷神社前~瀬ヶ崎~内川橋~六浦中学校前~六浦橋~金沢八景~洲崎~町屋、宮の前~東富岡~鳥見塚~青砥~杉田~杉田~聖天橋~境橋~中原です。(杉田付近に215系統との重複区間があります。)
5系統
亀甲山~大貫橋~都岡町~今宿~鶴ヶ峰駅~下白根橋~梅の木~上星川~和田町~峯小学校~洪福寺~楠町~横浜駅西口
(16~25本)
亀甲山→大貫橋→都岡町→今宿→鶴ヶ峰駅→下白根橋→梅の木→上星川→和田町→峯小学校→保土ヶ谷車庫
(平日・土曜日最終1本)
亀甲山←大貫橋←都岡町←今宿←鶴ヶ峰駅←下白根橋←梅の木←上星川←和田町←峯小学校←洪福寺
(平土休 始発1本)
亀甲山~大貫橋~都岡町~今宿~鶴ヶ峰駅
(平日・土曜日15~29本 休日5~6本)
若葉台中央~若葉台車庫~霧が丘高校~若葉台近隣公園~若葉台南~大貫橋~都岡町~今宿~鶴ヶ峰駅
~下白根橋~梅の木~上星川~和田町~峯小学校~洪福寺~楠町~横浜駅西口
(9~13本)
よこはま動物園~横浜旭陵高校~都岡辻~農協前~今宿~鶴ヶ峰駅
(平日日中のみ9本 土休日日中のみ16本)
移譲直前のデータです。
若葉台中央発着便、よこはま動物園便は後になってから新設されたものです。それらが新設される前は、日中でも約20分間隔というように、運転本数も多い路線でしたが、115系統若葉台中央~若葉台車庫~霧が丘高校~若葉台近隣公園~若葉台南~大貫橋~都岡町~今宿~鶴ヶ峰駅線が増強されて、5系統の一部も若葉台中央発着になり、運転本数もだんだんと減少してきました。特に朝の通勤時間帯はほとんどの便が鶴ヶ峰駅発着となっていました。
後によこはま動物園便が新設されますが、こちらは今現在の136系統と同様、日中のみの運転でした。なお、交差点の関係で、動物園入口(現:横浜旭陵高校坂下)バス停は動物園行きのみ、都岡町バス停は鶴ヶ峰駅行きのみの設置でした。
また、若葉台中央・よこはま動物園発着便が新設される前の話ですが、鶴ヶ峰駅は今現在のようなバスターミナルなどなく、国道上にある「鶴ヶ峰」バス停を使っていました。今現在の「鶴ヶ峰本町」バス停あたりです。さらには、亀甲山←センター入口←産業会館前←/→産業会館前→センター入口→亀甲山~横浜駅西口線というのも存在していました。いつ頃のデータかは不明ですが、亀甲山発は平土休2本のみ、横浜駅西口発は休日日中2本のみという、運転本数のきわめて少ない路線であったようです。「センター入口」とは、東名横浜町田インター近くにある横浜総合卸センターのことです。
2008,2月に神奈川中央交通に移譲されましたが、移譲後のダイヤはずいぶんすっきりしたダイヤになっており、利用しやすくなっています。
所管は、移譲直前では、保土ヶ谷車庫行きの入庫便、洪福寺発の出庫便以外の路線は保土ヶ谷所・若葉台所の共管で、出入庫便はもちろんのこと保土ヶ谷所の担当です。
経路は、亀甲山は保土ヶ谷バイパスの上川井インターのすぐ近くにあり、折り返し施設もありました。次の大貫橋で若葉台中央からの便が合流します。若葉台中央発は若葉台車庫、霧が丘高校、近隣公園を経由して大貫橋へ向かいます。
宮の下で、国道16号線に合流します。川井宿で迂回路に折れ、都岡町で中原街道と交差し、よこはま動物園便が合流してきます。筑池(つくいけ)で再び国道に合流、今宿を経て鶴ヶ峰中学校前まで国道を走ります。鶴ヶ峰中学校前で、上下線が分離します。横浜駅西口方面行きは迂回路を、亀甲山方面行きは国道を通ります。鶴ヶ峰の交差点を過ぎ、その先右折すれば鶴ヶ峰駅のバスターミナルです。
鶴ヶ峰駅~下白根橋間は129、211系統と、下白根橋~横浜駅西口間は62系統と同じルートになります。
移譲により市営バスが撤退した区間は、亀甲山~大貫橋~上川井町~長源寺前~宮の下~福泉寺前~川井宿~下宿~都岡町~農協前~筑池~今宿~今宿小学校入口~鶴ケ峯中学校前~薬王寺入口~鶴ヶ峰本町~鶴ヶ峰駅、若葉台南~大貫橋、動物園入口(現:横浜旭陵高校坂下)~横浜旭陵高校前~都岡辻~都岡町です。
5系統
保土ヶ谷車庫~宮田町~洪福寺~浅間下~楠町~横浜駅西口
保土ヶ谷車庫→宮田町→洪福寺→浅間下→岡野町→横浜駅西口(201系統)
→平25 土13 休11
←平24 土15 休20
保土ヶ谷車庫~峯小学校~宮田町~洪福寺~浅間下~楠町~横浜駅西口
保土ヶ谷車庫→峯小学校→宮田町→洪福寺→浅間下→岡野町→横浜駅西口(201系統)
→平 朝2 土 0 休 朝1
←平 最終1 土 最終1 休 最終1
廃止直前のデータです。
以前は、亀甲山~大貫橋~下宿~今宿~鶴ケ峰駅~梅の木~峯小学校~横浜駅西口、若葉台中央~大貫橋~下宿~今宿~鶴ケ峰駅~梅の木~峯小学校~横浜駅西口、よこはま動物園~今宿~鶴ケ峰駅と、いくつかの路線がありましたが、2008,2月に神奈川中央交通に移譲され、1系統と同様、出入庫路線だけが残りました。
走行区間も以前とうって変わって短くなってしまい、62系統や92系統の走るルートをひっそりと走っているような感じです。
一時は、特に移譲直前は、本数が激減しましたが、移譲ならびに92系統の保土ヶ谷所移管によって、本数が増えました。
峯小学校経由線は、存在意義がよくわからない上、運転本数が大変少ないものでした。通常路線との違いは、宮田町から天王町サティを通らず、峯小学校前を経由して車庫へ入るという点です。この路線は横浜駅西口発が一時期1本もありませんでしたが、移譲時に復活しました。この路線の方向幕、LED表示は、通常路線のものと何ら変わりありません。
なお、どちらの路線とも、土休日の横浜駅西口行きは、2015,4月より、201系統に変更され、浅間下→岡野町→横浜駅西口と、鶴屋町3丁目の渋滞を避けるためか、岡野町を経由するようになりました。
亀甲山方面路線は若葉台営業所との共管でしたが、この出入庫便は保土ヶ谷営業所単独の所管でした。
2017,7,23のダイヤ改正で、峯小学校前経由便含めて廃止となり、207系統に改編されています。
往復とも経由地は岡野町経由となります。
6系統
奈良北団地~奈良町~こどもの国入口~神前橋~中恩田橋~田奈駅~稲荷前~青葉台営業所~青葉台駅
廃止されてからずいぶん経つような気がしますが、この系統は、青葉台駅から奈良北団地へというよりは田奈駅から奈良北団地へといった性格の路線でしょう。奈良北団地と青葉台駅を結ぶ路線として他にも、118系統、120系統がありました。また、田奈駅周辺においては、23系統青葉台駅~桂台~神前橋~中恩田橋~田奈駅~稲荷前~青葉台営業所~十日市場駅線という路線もありました。(詳しくは23系統のコーナーで紹介しています。)
所管は若葉台営業所で、運転本数は1日11~14本、1~2時間に1本の割合で運転されるといった路線でした。
廃止後は、23系統奈良北団地~奈良町~こどもの国入口~神前橋~中恩田橋~田奈駅~稲荷前~青葉台営業所~十日市場駅線が代替の役割を果たしています。
経路は、奈良北団地~青葉台営業所間は23系統奈良北団地~十日市場駅線と、青葉台営業所~青葉台駅間は23系統若葉台中央線などと同じルートです。
いつ頃のものかは不明ですが、奈良北団地発青葉台駅行きの時刻データを紹介しておきます。
平日 6:57 7:35 9:26 11:18 12:11 14:32 16:30 17:24 18:19 19:27 20:43
土曜日 6:57 7:35 9:26 11:17 12:12 14:32 16:30 17:25 18:18 19:27 20:42
休日 7:22 8:18 9:00 10:16 11:28 12:24 13:18 15:02 16:03 17:03 17:41 18:42 20:11 21:02
系統番号が2010,4月に復活し、港北営業所の路線で使われています。
11系統
保土ヶ谷駅東口~井土ヶ谷駅~南区役所~蒔田駅~中村橋~平楽中学校~山手町~港の見える丘公園~中華街入口~桜木町駅
(28~31本)
保土ヶ谷駅東口~井土ヶ谷駅~南区役所~蒔田駅~中村橋
(平日8~9本 土休日3本)
蒔田駅~中村橋~平楽中学校~山手町~港の見える丘公園~中華街入口~桜木町駅
(平日13本 土休日5~8本)
移譲直前のデータです。
市営バスファンだけではなく、地元からも移譲が非常に惜しまれた系統です。急坂を登ったり下りたり、狭い道路を通り、高台から市街地を眺められる、乗りバスには最高?の路線でもあります。
廃止対象路線に挙げられましたが、この路線のメインでもある平楽中学校あたりは丘の上です。歩いて登り下りするのは半端なものではありません。地元住民からの強い反対もあり、辛うじて、2007,4月の大規模な再編時に、神奈川中央交通に移譲という結果に落ち着きました。
所管は滝頭営業所で、運転本数は日中でも20~30分間隔で走っていました。狭隘な道路を走るわりには、小型・中型車の運行ではありませんでした。区間便はいずれも出入庫便です。
経路は、保土ヶ谷駅東口~井土ヶ谷駅間は9系統と同じルートです。その先、井土ヶ谷で左折し、南センター(保土ヶ谷駅東口行きのみ停車)で右折し、井土ヶ谷下町、南区役所を経由して、蒔田駅で鎌倉街道と交差、直進し、中村橋に抜けます。
中村橋からがメインの区間になり、一気に坂を登っていきます。その先、狭隘な区間を走り、打越橋では103系統が走る道路をオーバークロスします。教会や洋館や外人墓地などが見え、異国情緒を感じさせるところを走り、港の見える丘公園に着きます。左折し、一気に坂を下ると元町入口で、その先は、中華街入口、日本大通り駅県庁前を経て、桜木町駅へ向かいます。
神奈中バスに移譲後も、運転本数はほとんど変化がありませんが、区間便は廃止となっています。バスは「YAMATE LINER」の文字の入った、茶色いボディーのものが使われ、バス停も独特なものに一新されました。
移譲により市営バスが撤退した区間は、蒔田駅前~榎町2丁目~堀の内町~東蒔田町~中村橋~山谷~増徳院前~中丸~平楽中学校前~唐沢~石川小学校前~打越橋~地蔵坂上~イタリア山庭園前~山手町~代官坂上~元町公園前~港の見える丘公園前です。
16系統
鶴見駅~鶴見区役所~鶴見橋~平安町2丁目~向井町4丁目~入船橋~汐入町2丁目~鶴見大橋口~明神前~生麦
鶴見駅→鶴見区役所→鶴見橋→平安町2丁目→向井町4丁目→入船橋→汐入町2丁目→汐鶴橋通→汐鶴橋→鶴見駅
憶えている限りでは、当初は、鶴見駅~生麦線と今現在にも残る平安町先まわり向井町循環線の2本立てだったような気がします。ただし、前者の運転本数は1時間に1~2本と少なく、後者の循環線のほうが1時間に3~4本と多いものでした。
その後、平安町・汐鶴橋通循環線も新設されました。こちらは1時間に1本の割合で運行されていました。どちらが先かは不明ですが、生麦発着便、平安町・汐鶴橋通循環線は廃止になりました。
それから後でしょうか、今現在の向井町先まわり平安町循環線が運行されるようになりました。今現在では朝4本、後に朝1本のみに減便されていますが、当時も運転本数はそれほど多くはありませんでしたが、終日運転されていました。さらには芦穂橋循環線、鶴見駅とワイルドブルーヨコハマを結ぶ急行便が新設されています。そのうちのワイルドブルーヨコハマ線は、ワイルドブルーヨコハマが閉鎖となり、路線も廃止となりましたが、後に、跡地にヨコハマアイランドガーデンが造成され、128系統として復活?をしています。
所管営業所は変化がなく、鶴見営業所です。
生麦発着便の廃止により、汐入町2丁目~末広町1丁目~鶴見大橋~鶴見大橋口間はバスが完全に撤退してしまいました。
18系統
生麦~国道駅~鶴見駅~鶴見区役所~元宮~国道尻手~矢向~江ヶ崎~矢向3丁目~矢向駅
(日中4~5本)
鶴見駅~鶴見区役所~元宮~国道尻手~矢向~江ヶ崎~矢向3丁目~矢向駅
(日中3~4本)
廃止直前のデータです。
もとはといえば、現在と同じく、生麦~鶴見駅~元宮~矢向駅間の路線だったような気がしますが、いつ頃か、江ヶ崎方面をまわる循環線として改編されました。その当時のデータが残っているので紹介しておきます。
生麦~鶴見駅~元宮~矢向~矢向駅
鶴見駅~元宮~矢向~矢向駅
生麦→鶴見駅→元宮→矢向→矢向駅→江ヶ崎八幡→末吉橋→三ツ池道→鶴見駅
鶴見駅→元宮→矢向→矢向駅→江ヶ崎八幡→末吉橋→三ツ池道→鶴見駅→生麦
鶴見駅~元宮~矢向~矢向駅~江ヶ崎八幡~末吉橋~三ツ池道~鶴見駅
○鶴見駅発の時刻表
平日・土曜日・休日
6:18 6:35 7:05 7:40 8:15 9:15 9:55 10:30 10:55 11:30 11:40n 12:20n 12:35 13:20 13:35n 14:25n
14:40 15:30 15:50n 16:35 17:40 18:30 18:45 19:30n 19:45 20:20 20:50n 21:18n
黒字~三ツ池道先まわり循環
ピンク~元宮先まわり循環
緑字~元宮経由矢向駅行き
細字~生麦始発 太字~鶴見駅始発
n印~循環後 生麦行き
○鶴見駅発 72系統三ツ池道経由江ヶ崎行きの時刻表
平日・土曜日・休日
7:18 8:10 9:13 15:13 16:40 17:35
経路は、生麦~鶴見駅~元宮~矢向間は今現在と変わりありませんが、現在の矢向3丁目は当時、「操車場入口」という名でした。~矢向~操車場入口~矢向本町~矢向駅~矢向本町~操車場入口(2回停車するかは不明です。)~第1陸橋下(現:新鶴見小学校南)~江ヶ崎八幡~(江ヶ崎そのものは経由しません。)~京南変電所前(現:東電研究所前)~自動車鋳物前~末吉橋~といったルートをとり、末吉橋~鶴見駅間は13系統と同じルートです。
上記掲載の時刻表で、細字かつn印がないので、生麦~循環~生麦の運用は存在しなかったことになります。また、朝・夕には循環便が運転されていませんが、代わりに、元宮経由では矢向駅区間便が、三ツ池道経由では72系統が運転されていました。鶴見駅~元宮~矢向駅間は日中1時間に1本で、今現在より少なかったことがわかります。
その後、時期は不明ですが、循環運転を廃止し、矢向~矢向3丁目間で江ヶ崎に立ち寄る便が現れるようになりました。この改編で、18系統も72系統が使う江ヶ崎まで行くようになったのです。ただし、運行時間帯は限られ、日中のみの運転でした。
その後、2007,4月の大規模な再編時に、72系統の移譲とともに、18系統の江ヶ崎経由便は廃止となりました。そして当初?の形態に戻りました。
所管営業所は変化がなく、鶴見営業所です。
改編により市営バスが撤退した区間は、矢向~新鶴見小学校南~江ヶ崎八幡~江ヶ崎~江ヶ崎八幡~新鶴見小学校南~矢向3丁目です。
19系統
新子安駅→宝町→新興駅→大黒ふ頭→L8バース→大黒ふ頭→新興駅→宝町→新子安駅
17系統のL8バース循環線新設後に運行された19系統の子系統の1つです。詳しいことは不明ですが、平日の朝・夕~夜のみの運転だったのではないでしょうか。(土曜日に運転されていたかも不明です。)また、この頃は、T1バース、T3バース入口バス停もなかった頃なので、L8バースで折り返し、循環するものでした。わりと短期間で廃止になったような気がします。所管は鶴見営業所です。
20系統
横浜駅~桜木町駅~日本大通り駅県庁前~中華街入口~山下町~元町入口~港の見える丘公園~上野町
~山手駅~上野町~港の見える丘公園~元町入口~山下町~中華街入口~日本大通り駅県庁前
~桜木町駅~横浜駅
今現在の路線の前身にあたるもので、行き先方向幕には「山手駅」となっていましたが、実際は循環運転をしていました。所管は浅間町営業所単独で、大型車が走っていました。みなとみらい線開通時には何の変化もありませんでしたが、2005,2月に路線が短縮され、山下ふ頭~元町入口~港の見える丘公園~山手駅間に変更となりましたが、2013,3月末より、桜木町駅・山下ふ頭~元町入口~港の見える丘公園~山手駅と、桜木町駅~中華街入口間の運行が復活となりました。
運転本数は2005,2月改編時とそんなに変わらず、日中は15分間隔で走っていました。
経路は、横浜駅~桜木町駅間は8系統などと同じで、桜木町駅~山手駅間は現行の20系統と変わりありません。
2005,2月の改編以降、20系統は、山手駅終着・始発となっており、通して乗ることはできなくなっています。
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その2