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廃止・他事業者移譲系統 その7

120系統

奈良北団地~奈良町~こどもの国入口~神前橋~中恩田橋~松風台~榎が丘~青葉台駅

 当初は奈良町で折り返していましたが、奈良北団地まで延伸されました。しかしながら、運転本数はかなり少ないもので、6系統よりも少ないものでした。いつ頃のものかは不明ですが、時刻データを紹介しておきます。

(奈良北団地発 青葉台駅行き)

平日  9:20 11:43 12:33 14:47 15:25 16:42 17:17 17:59 20:02

土曜日 9:26 12:00 12:40 14:06 14:55 16:17 17:05 18:10 19:58

休日  8:38 9:16 12:20 12:59 15:25 17:09 17:51 19:07 19:58

 6系統と同時に廃止されたのかは不明ですが、東急バス・神奈中バスのあかね台行きのバスに吸収合併されて廃止になったのでしょうか。詳しくは不明です。所管は若葉台営業所です。

 経路は、奈良北団地~中恩田橋間は、現23系統と同じルートです。中恩田橋を左折して、苗万坂、桂台遊水池を経て、松風台で右折します。その先、カーブを経て進むと、榎が丘の交差点です。ここで旧118系統が合流します。そのまま直進して、青葉台駅へ向かいます。

 廃止により市営バスが撤退した区間は、中恩田橋~苗万坂~桂台遊水池前~松風台~椎木地蔵尊入口~榎が丘小学校前~榎が丘~青葉台駅です。

120系統

菅田町~西菅田団地~菅田町入口~又口橋~新横浜駅

(日中15本)

(廃止直前のデータです。)

 かつては奈良北団地方面を走っていましたが、1996,3月に12,36系統などが改編されたときに、新設されました。この系統はすべての便が西菅田団地を経由します。9時台~16時台の30分間隔の運転でした。

 午前中の新横浜駅行きはかなり混雑しており、終日運転も望まれていました。しかしながら、午前中の菅田町行きや、夕刻の新横浜駅行きは乗車率が悪く、結局は廃止対象路線に挙げられ、81系統とともに、2007,4月の大規模な再編時に廃止となりました。

 120系統廃止後は、36系統菅田町~西菅田団地~菅田町入口~片倉町駅線が新設され、2008,4月から、36系統の緑車庫~西菅田団地~菅田町入口間と、129系統の菅田町入口~新横浜駅間で、乗り継ぎ運賃制度がスタートしました。それでも、129系統の運転本数が少ないのでいかがなものかと思いますが・・・。

 所管は、新横浜駅発着なので港北営業所のような気もしますが、緑営業所です。

 経路は、菅田町~西菅田団地~菅田町入口間は36系統と同じルートです。菅田町入口で左折して環状2号線に入り、その先は新横浜駅まで129系統と同じルートになります。

 2012,2月より、若干経路が異なりますが、295系統として復活することになりました。2013,3月末に295系統が増便された関係で、先の乗り継ぎ運賃制度は廃止になっています。ただしその後、295系統は大幅に減便されています。

121系統

金沢工業団地~ヘリポート~日産研修センター前~産業振興センター~金沢卸団地~幸浦1丁目~木材港入口~食品団地~新杉田駅

金沢工業団地~ヘリポート~日産研修センター前~産業振興センター~金沢卸団地~金沢車庫

~並木中央~富岡バスターミナル

 旧117系統との違いは、金沢工業団地~産業振興センター間の経路です。ヘリポートを迂回して、さらに、旧61、旧117系統の走る道路よりももう1本海岸側の通りを走っていました。運転本数は、それほど多くはありません。休日は運休していました。

 シーサイドライン開通時に廃止されたものと思います。所管は金沢派出所か、磯子営業所の共管だったかは不明です。

 経路は、金沢工業団地を出ると、そのまま直進し、福浦海岸でつきあたり左折します。文字通り、海岸沿いに走ります。ヘリポート前を経て、大通りにぶつかると左折します。すると日産研修センターに着きます。なお、この区間は京急バスが今現在でも走っています。(金沢工業団地バス停はありませんが。)

 日産研修センターを直進すれば、金沢工業団地までは至近距離なのですが、日産研修センター~金沢工業団地間を、ヘリポートを経由しない直行便がごくわずかな本数ですが走っていました。後ほど時刻データとともに紹介します。

 日産研修センターで右折し、今現在はバスの走らない区間を走ります。建設センター前、公園前、化学工業団地前というバス停がありました。化学団地前交差点を左折すると、産業振興センターに着きます。そこを右折すれば、その先は旧117系統と同じルートになります。

 富岡バスターミナルへ行く路線は、流通団地で左折して、金沢車庫、並木中央を経て、富岡バスターミナルへ向かいます。

 

 いつ頃のものかは不明ですが、時刻データを紹介しておきます。

(新杉田駅発 金沢工業団地行き)

平日  7:20 7:29 7:35 7:41 7:47 7:54 8:15 8:55 

    9:30 (この間毎時30分発) 15:30 16:32

土曜日 7:42 7:51 8:54 9:30 (この間毎時30分発) 15:30 18:48

休日  運休

(富岡バスターミナル発 金沢工業団地行き)

平日  7:37 8:37 16:46 17:08 17:29

土曜日 8:30 16:31 17:25

休日  運休

青字~直行 その他~ヘリポート経由

 日産研修センター~金沢工業団地を直行するバスは、新杉田駅発着便には見られませんでした。富岡バスターミナル発着便だけのようです。ただし、金沢工業団地発直行富岡バスターミナル行きがあったかどうかは不明ですが。(朝に数本あったのではないかと推測はできますが。)いずれにせよ、市営バスの走る運転本数のきわめて少ない区間の1つであったのは事実です。

 廃止により、日産研修センター前~建設センター前~公園前~化学工業団地前~産業振興センター前間はバスが完全に撤退してしまいました。

121系統

保土ヶ谷車庫~峯小学校~和田町~上星川~杉山神社前~羽沢貨物駅~三枚町~羽沢団地~東泉寺前~八反橋~菅田町入口~又口橋~新横浜駅

(19本)

(移譲直前のデータです。)

 金沢工業団地で走っていた系統番号が、羽沢地区で復活をしました。129系統との姉妹系統で、八反橋~新横浜駅間は両系統あわせて約20分間隔で走っていました。121系統の運転間隔は日中約40分間隔といったところです。系統番号は121系統のほうが若いですが、129系統のほうが先に開通しています。

 廃止対象に挙げられましたが、2007,4月の大規模な再編で、神奈中バスに移譲されました。新横浜駅に神奈中バスとは、当初はおどろきでしたが。

 所管は129系統と同様、港北営業所です。行き先は保土ヶ谷車庫ですが、保土ヶ谷営業所は担当していません。それでは、119系統(緑営業所)のように峯小学校行きにすれば、とも思いましたが・・・。

 経路は、保土ヶ谷車庫を出て、峯小学校から国道16号線を走ります。杉山神社の先、川島町に停まり、環状2号線に入ります。なお、保土ヶ谷車庫行きは川島住宅→杉山神社前となっており、川島町には停まりません。川島住宅~池の谷戸間は相鉄バスも走りますが、池の谷戸バス停はお互いに別の位置にあります。羽沢南からは環状2号線の側道に入ります。高山、羽沢貨物駅、生花市場前を経て、三枚町ですが、三枚町には当初バス停がなく、後から設置されました。三枚町で左折して、羽沢団地、東泉寺前、羽沢町、羽沢下町と、44系統と同じルートを進みます。八反橋で再び環状2号線の側道に出て、その先新横浜駅まで129系統と同じルートを走ります。なお、129系統は、~東泉寺前~羽沢団地~三枚町~天屋~八反橋~と、ルートにちがいがあります。

 神奈中バスに移譲後は、運転本数には変化はありませんが、運行区間が、保土ヶ谷車庫発着ではなく、保土ヶ谷駅西口発着に変わりました。保土ヶ谷駅西口を出ると、洪福寺を経て、峯小学校へ至ります。その先は従来とまったく同じです。

 移譲により市営バスが撤退した区間は、杉山神社前・川島町~川島住宅~池の谷戸~羽沢南~高山~羽沢貨物駅~生花市場前~三枚町です。

122系統

金沢工業団地~福浦3丁目~電機工業団地~福浦2丁目~産業振興センター~金沢卸団地~流通団地~金沢車庫~並木中央~富岡バスターミナル~サブセンター~木材港入口~食品団地~新杉田駅

 富岡バスターミナルを経由する点で、117,121系統と大きく異なります。61系統金沢工業団地~新杉田駅線との違いは、金沢工業団地周辺と、産業振興センター~並木中央間の経路にあります。61系統は金沢第3住宅入口経由ですが、こちらは卸団地、流通団地経由です。また、61系統金沢工業団地~金沢卸団地~富岡バスターミナル線との違いは、金沢工業団地周辺の経路にあり、福浦3丁目を経由するという点です。

 運転本数は、121系統ほど少なくはなかったと思います。休日も運転されていたはずです。

​ シーサイドライン開通時に廃止されたものと思います。所管は金沢派出所か、磯子営業所の共管だったかは不明です。

 経路は、金沢工業団地を出ると、旧121系統同様、直進して、福浦海岸へ向かいます。福浦海岸で右折し、今現在はバスが走っていない区間に入ります。この区間に福浦3丁目バス停がありました。このあたりは今現在では八景島シーパラダイスの入口となっているところです。その後、工業団地入口で大通りを右折します。ほどなくすると左折して、電機工業団地に着きます。その先は旧61、旧117系統と同じルートになります。

 そのまま直進して、流通団地で左折、金沢車庫、並木中央を経て、富岡バスターミナルに着きます。その先新杉田駅まで旧61系統と同じルートになります。

 廃止により、福浦海岸~福浦3丁目~工業団地入口~電機工業団地間はバスが完全に撤退してしまいました。

122系統

東神奈川駅→東神奈川駅入口→横浜郵便集中局前→テクノウェイブ→横浜郵便集中局前→新町→東神奈川駅入口→東神奈川駅

(平日 朝・夕14本)

テクノウェイブ→横浜郵便集中局前→新町→東神奈川駅入口→東神奈川駅

(平日 夕1本)

(廃止直前のデータです。)

 金沢工業団地を走っていた路線の系統番号が東神奈川で復活しました。それは東神奈川駅とテクノウェイブを結ぶ平日通勤時限定の路線でした。テクノウェイブ止まりにはぜず、1便を除いて循環運転をしていました。循環といっても、往路、復路とも同じ経路です。なぜか夕方に1本だけ、テクノウェイブ始発便がありました。平日日中、土休日は運休となります。やはりそんな路線だからか、廃止対象路線に挙げられ、2007,4月の大規模な再編時に廃止となりました。所管は鶴見営業所です。

 経路は、東神奈川駅を出ると、国道15号線を左折します。86系統の新町バス停には停まらず、出田町入口の交差点を右折します。横浜郵便集中局前、ニューステージに停車し、テクノウェイブに着きます。スルーで折り返し発車ができるようになっています。「ニューステージ」、「テクノウェイブ」と最先端を行くようなイメージの名前でありながらバスは撤退してしまうという、何とも皮肉なことです。

 復路は来た道をそのまま引き返しますが、新町バス停に停まるという点が往路との違いでしょうか。

 廃止により、東神奈川駅入口→横浜郵便集中局前→ニューステージ→テクノウェイブ→ニューステージ→横浜郵便集中局前→新町間はバスが完全に撤退してしまいました。

123系統

新杉田駅~食品団地~木材港入口~サブセンター~富岡バスターミナル~第3小学校~なぎさ団地~マリンハイツ前~木材港入口~食品団地~新杉田駅

 今現在の294系統の前身にあたるものです。運転本数がどんなものかは不明です。シーサイドライン開通時に廃止になり、61系統に改編されていますが、いったん廃止されて復活したのではないかと思います。所管は金沢派出所か、磯子営業所との共管であったかは不明です。

 経路は、新杉田駅~サブセンター~マリンハイツ前間は現294系統と同じルートです。(ただし、もちろん当時は富岡バスターミナル経由です。)

 マリンハイツ前~木材港入口間のルートがどうだったのかがよくわかりませんが、おそらく、金沢車庫あたりの交差点で左折して国道357号線に入っていたのではないでしょうか。新杉田駅近くまで国道357号線を直進していったものと思われます。

 また、マリンハイツ前~木材港入口間に、派出所前(現:幸浦交番)、金沢車庫のバス停がありましたが、富岡バスターミナル先まわりは派出所前に停車、逆まわりは金沢車庫に停車、だったようです。

 廃止により、派出所前~木材港入口間はバスが完全に撤退してしまいました。

123系統

長津田駅~上の原~十日市場~中山谷~郵便局前~霧が丘センター~霧が丘高校~若葉台車庫~若葉台中央

(平日・土曜日18本 休日17本)

(廃止直前のデータです。)

 なぎさ団地循環線の後、若葉台方面で系統番号が復活しました。若葉台中央から十日市場駅ならず、長津田駅へ行くものです。十日市場駅へは入らないという点で変わりものでした。

 運転本数は当初は1時間に2本くらいはあったような気がしますが、廃止直前には1時間に1本まで減らされています。40系統長津田駅~若葉台中央線が開通すれば、この系統の存在価値もほぼなくなり、2006,3月に廃止となりました。所管は若葉台営業所です。緑営業所の担当はありませんでした。 

 経路は、若葉台中央~十日市場、十日市場~長津田駅間はそれぞれ23系統と同じルートになります。

124系統

根岸駅~本牧三渓園入口~本牧市民公園~本牧大里町←本牧三渓園←/→本牧原南公園→本牧原~小港~小港橋~本牧ふ頭入口~(ベイブリッジ経由)~スカイウォーク

 今現在では124系統はららぽーと横浜あたりを走っていますが、かつてはベイブリッジを走っていました。三渓園、マイカル本牧、スカイウォークを結ぶという点で観光要素が強く、土休日のみの運転でした。運転間隔は20分間隔だったような気がします。ベイブリッジを走る路線は他にも109系統があったので、こちらはあまり振るわない状況でした。比較的短い期間で廃止されたような気がします。所管は本牧営業所です。この時点で本牧所はベイブリッジから撤退しましたが、2008,2月に109系統が鶴見所から全面移管されたので、ここでまた本牧営業所の運行が復活となっています。

 経路は、根岸駅~本牧市民公園間は、現54系統と同じルートです。本牧市民公園では直進して、本牧車庫を通らずに、横浜本牧駅で左折して、現8系統と同じルートをとります。スカイウォーク行きは本牧原南公園経由、根岸駅行きは本牧三渓園経由です。本牧原で上下ルートが合流して、和田山口、小港と進みます。小港橋からは現26系統のルートを通り、本牧ふ頭入口の先の首都高速湾岸線本牧ふ頭出入口で首都高速に入り、ベイブリッジ、スカイウォークへ向かいます。

125系統

横浜駅~みなとみらい大通~桜木町駅~本町4丁目~中華街入口~山下橋~小港橋~本牧原←本牧原南公園←/→本牧三渓園→本牧大里町~本牧車庫

 横浜駅~桜木町駅間以外は8系統とまったく同じ経路ですが、横浜駅~桜木町駅間はみなとみらい地区を経由していました。早朝や夜遅い時間帯は運行されていませんでしたが、1時間に2~3本運行されており、8系統の運転間隔を埋めるようなダイヤだったので、8系統の補完的な役割も果たしていました。所管は本牧営業所です。なお、開通当初は、「みなとみらい大通」は「横浜美術館前」という名称でした。

 2004,2月、みなとみらい線開通に伴い、廃止となりました。なお、その後、8系統の補完的な役割をするものとして、みなとみらい地区経由ではありませんが、148系統急行便が走るようになりました。

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